第16回 関西金亀会 歴史街道歩こう会
奈良・世界遺産の古社寺を巡る (興福寺・東大寺・春日大社)

2010.11.17.(水)
参加者:12名(植野・西川・浅井・奥村・竹内・竹村・坪田・西山・浜村・福井・山田・清水)
電車行程
生駒駅
快速
奈良駅
9:25 9:39

今回、16回目の「歩こう会」はなんと167名の集まりだという。 われわれ8期生は12名。
10:00
興福寺の境内に集合。 

始まりに加藤代表幹事の挨拶、西川会長(元阪神電鉄社長)の挨拶、大島ボランティアガイドの挨拶。

その後167名を12班に分けて、我々はJ班でボランティア岡西氏の説明を受けながら歩く。

西川会長と加藤幹事

興福寺 五重塔
岡西氏はガイド歴10年とのこと。質問にもテキパキとお答えいただき、関連知識もなかなかの方とお見受けした。
(熊野古道のガイドがあまりにもお粗末だったためよけいにそう感じた。)

上の写真のバックは再建中の中金堂。 他の寺では“本堂”がここ興福寺では“金堂”という。
再建中の金堂の柱は今ではカメルーンから材木を仕入れているという。

興福寺:710年に飛鳥から平城遷都とともに藤原不比等によって創建された。高さ50mの五重塔や国宝館に安置された阿修羅像で知られる。
10:30

興福寺国宝館を見学。(600円)

阿修羅像、八部衆、金剛力士像等々周囲を圧する雰囲気を感じるが、限られた時間内で大勢の見学客のためゆっくり見られない。

カメラも駄目。改めてまた来たいと思う。

11:30
東大寺大仏殿見学。

東大寺:奈良時代に聖武天皇が創建。

南大門

大仏殿

蘆舎那仏座像 植野君撮影

多聞天像
 
くぐれた人には願いが叶う
12:20


転害門見学。

大仏殿の吉祥の位置にあり、「害を転ずる」の意。

転害門
12:30
天平倶楽部で昼食。 この場で会費3500円徴収。(今回の金額については大いに納得性あり)



食後「子規の庭」散策。
「柿食えば 鐘が鳴るなり 法隆寺」 「秋暮るる 奈良の旅籠や 柿の味」

14:00
二月堂見学。

二月堂

大松明の焼きかす
14:10

二月堂から三月堂、四月堂を経て、手向山八幡宮。

このたびは幣(ヌサ)もとりあえず手向山もみじのにしき神のまにまに  (菅原道真)
 

(このたびの旅は、出発の慌ただしさに、御幣の用意もできかねました。ところが手向山に来ますと木々の紅葉はさながら錦を織り成したよう。代りにこの紅葉を御幣として捧げますので、どうぞ神の御心のままにお受け下さい。)

若草山を眺めて春日大社の広大な境内を歩く。

若草山

春日大社拝殿

春日大社:768年に平城京の守護のために現在の地に創建。
15:10

ムクロジの木。

大木の中心を突き抜けて竹が生えている。

大木に竹が・・・
15:30
起点の興福寺にゴール、解散。
16:00

17:30

近鉄奈良駅そばの中華料理店「上海楼」で8名で反省会。

ワイワイガヤガヤ。
18:20
帰着。
本日のDor To Dor の歩行数=20,990歩。
*本日の写真集(Sway)