第79回  犬鳴山 ハイク      
2012.7.16(月) 参加者:4名(浅井・竹村・濱村・清水)
往路交通費
970円+470円 =1,440円
 生駒駅
快急
 難波駅 徒歩   難波駅 ⇒ 
みさき公園行き急行
 泉佐野駅  泉佐野バス停 バス
470円 
 犬鳴山
 8:11  8:35  8:47  9:22  9:48  10:16

今年は関西金亀会の世話役当たり年のためなんとなくお休みしていた漫歩会。
久しぶりに歩いてみようと、暑い最中犬鳴山を訪れた。

8:40

南海難波駅に着くと濱村君の姿が見えた。
キップ売り場では犬鳴山への割引券があるというので、それを求めると(580円+470円)×往復=2,100円のところ1,700円だという。
知っていればみんなに教えるところだったのに・・・
9:48
 泉佐野駅からバスに乗る。
 
泉佐野駅
10:16


 半時間ほどで終点犬鳴山にバスは着く。

ウオーキング開始。
 
 
バス停 犬鳴山
10:28
 歩き始めると下には川が流れている。

その川では水遊びをしている家族連れが
 
 
水遊び
10:32







 これより霊域。

犬鳴山は、斎明天皇の7年(西暦661年)、修験道の開祖である役小角が28歳の時に開基されました。

大和の大峰山より6年早く開山されたので、元山上と呼ばれます。

葛城峯中の奥の院とも呼ばれ、葛城二十八宿修験根本道場でもあります。
 
 
総門 此れより霊域
10:35




 霊域に入るとすぐに行者道。

ケッコーきつい坂道。

しんどいけれど木陰道で救われる。
 
 
従是行者道
 
坂道
10:37








 川沿いを登っていくと滝が見えた。

滝を眺め水音を聞いていると暑さを忘れる。 下界は気温34℃らしい。

ここ犬鳴山には七瀑があるという。

七瀑とは、両界の滝(一の滝とも)、塔の滝、弁天の滝、布引 の滝、固津喜の滝、行者の滝、千手の滝。

 
 
両界の滝


うっそうとした境内

役行者

??の滝
   
ここ犬鳴山の名前の由来は
宇多天皇(889〜898)の寛平二年(890年)三月、紀伊の猟師が犬を連れて、当山の行場「蛇腹」附近で一匹の鹿を追っていました。
猟師の傍の大樹に大蛇がいて、猟師を狙っていましたが、猟師はそれに気づかず弓をつがえ、鹿に狙いを定めて射ようとしたとき、
猟師の犬は急にけたたましく吠えだしまし た。
犬の鳴声におどろいた鹿は逃げてしまい、獲物を失った猟師は怒って、腰の山刀で吠え続ける愛犬の首に切りつけました。
犬は切られながらも大蛇めがけて 飛び上がり、大蛇の頭に噛みつき、猟師を助けて大蛇と共に倒れました。

事の意外さを知った猟師は、自分の命を救って死んだ愛犬の死骸をねんごろに葬り、弓を折って卒塔婆とし、
そして七宝滝寺に入って僧となり、永く愛犬の菩提を弔いつつ、安らかに余生をすごしたとさ。

11:11







 まっすぐ進めば本尊不動尊、左へ登れば和泉葛城山。

葛城山はまたの機会にする。

本堂には大きな不動尊。 その前では行者さんが平伏していた。
 

分岐点 
 
不動尊
 
   
滝を見て更に進む。
 



11:39
終点、行者の滝
 
行者の滝
 
行者の滝
 
前総理大臣 佐藤栄作の名も
   
行者の滝からバックして、本尊不動尊前の休憩所で昼食。
滝から涼しい風が吹いてくる。
 



昼食後はもと来た道を戻る。
13:55

14:45
 バス停まで戻って自動車道を少し登ると温泉「元乃湯」(700円)、割引券で530円。 他の方、申し訳ない。

七宝滝寺への参道付近には温泉が湧き出ており、「犬鳴山の峠に湧き出る秘境の名湯」犬鳴山温泉として知られ、温泉郷は犬鳴山散策の散策の拠点にも なっていることから、四季を通じて行楽客や参拝客らで賑わっています。

風呂から上がりさっぱりして、15:04 のバスで帰途。 バスの便は多く安心だ。

山乃湯 
16:30

17:50

難波まで帰り、居酒屋「松葉」で反省会。

尖閣列島、国後択捉問題・政治・経済問題等々話題はいつまでも途切れない。

好天の下、お疲れさんでした。
 本日の歩行数=20,075歩
*本日の写真集(Sway)