第15回 関西金亀会 歴史街道歩こう会

大和川付け替え場所と古墳群 (玉手山)

2010.4.9(金)
コース:近鉄安堂駅〜新大和橋〜玉手橋〜安福寺〜玉手山公園(昼食)〜玉手山古墳群〜国豊橋〜柏原歴史資料館〜高井田横穴群〜JR高井田駅解散
参加者:彦八=9名(竹村・浜村・藤岡・坪田・植野・竹内・加藤・中村・清水)、
合計=約100名
何度か関西金亀会のこのウオークに参加しているが、15回の歴史があるそうな。
今日は大和川付け替え場所とその周辺のウオーク。

大和川付け替え貢献者 中甚兵衛像

現在の大和川

そもそも大和川は大阪市内の方へ流れていて淀川と合流しており、市中はしょっちゅう洪水に悩まされていた。
で、1704年 庄屋 中甚兵衛の尽力によりわずか8ケ月で大阪湾まで15Km の人工川を完成させ住民を洪水から救った。
9:40
近鉄安堂駅に着くと、係りの人が集合場所の大和川河川敷を指差してくれる。
集まっているのは100名くらいか。
我が彦八仲間は上記9名の集まりだった。

100名位か

高橋氏

幹事の挨拶までの間に、日生の大先輩高橋行彦さん(彦2)がやってきてご挨拶を頂戴した。
同窓にも日生の大先輩がいた。

10:20
幹事の挨拶、柏原市の歴史資料館文化財課長北野重氏の挨拶を受けてウオークスタート。

文化財課長北野重氏
11:00
玉手橋。
昭和3年に架けられた151mのコンクリート製つり橋(登録有形文化財)。

玉手橋
11:20
安福寺横穴群。

安福寺横穴群

割竹型石棺蓋

安福寺の境内には明治時代に玉手山3号墳(勝負山古墳)から出土されたとされる「割竹型石棺蓋」が置かれており、
かつては手上水鉢として使われていた。これも重要文化財に指定されている。

最初の小さな山門をくぐるとすぐに参道の横両側に安福寺横穴群が広がっている。これら横穴群は、
谷間の凝灰岩が露出しているところに掘られており、参道南側、北側に各16基、計32基確認されている。

かつては古代人の住居であるといわれていた時期もあったが、石棺や陶質棺、陶器などが見つかっており、
中には騎馬人物像などの壁画が描かれたものもあり、古墳時代後期の横穴墓であることがわかっている。
大阪府文化財に指定されている。


安福寺本堂

山門

つり鐘
11:50

13:00

玉手山公園。


玉手山公園

野外劇場で昼めし
13:30 小松山。

小松山は、玉手山古墳群第1号墳で墳長110メートル〜120メートルの前方後円墳です。
大坂夏の陣の小松山の戦いで戦死した徳川方の武将奥田三郎右衛門忠次とその家来5人の墓が後円部の頂上にあります。



小松山から
14:15

15:10

JR高井田駅を過ぎ、柏原市立歴史資料館。
ここでもまた、先の北野文化財課長のお話、約1時間。

ワタシはぐっすりオネンネ。
16:40

18:00
近鉄国分駅まで戻り、「王将」にて反省会。(竹村・浜村・竹内・藤岡・坪田・清水)

今日は終日強い風邪で寒かったああ〜〜。

それはともかく、今回の参加費用2000円はなんと言っても高すぎる!!
本日のDor To Dor の歩行数=19,214歩。
*本日の写真集(Sway)